11月24日土曜日、
ボランティアさんへの感謝を込めて、
300名近くのボランティアさんへ
七ヶ浜特産ぼっけ汁、
菖蒲田浜の海苔おにぎり、
東松島の牡蠣を振るまっていただきました。
発起人は、菖蒲田浜の漁師 鈴木さん。

七ヶ浜のために来ていただいているボランティアさんへ感謝を届けたい と、
昨年からおこなっていらっしゃいます。
ぼっけとはケムシカジカというお魚。
七ヶ浜の初冬の味覚として、町の特産品。
ぼっけの「ぼ~ちゃん」という、キャラクターまで存在するほど!
このグロテスクな様相とはうってかわって、
ホクホクとした淡泊なのに味わいのある身、
歯ごたえが癖になるプッチプチの卵、
上ホルモン以上のプルプル胃袋、
そして、
とぅるっとぅるっの皮には、たっぷりのコラーゲン!
殆どの部位が鍋になる、捨てるところのないお魚です。

なならぼも
七ヶ浜復興応援サポーターの一員としてヘルプとして参加!
RSYボラバスでおこしになられたスタッフさんとともに
地元のおかぁさん方に手ほどきを受け、大量のお野菜カットや牡蠣焼きを担当。
小一時間の間に、
たくさんのボランティアさんへのお振舞をご提供するわけですから
写真を撮っている暇もありませんっ!


唯一撮れた食材写真…
詳しい模様は、
七ヶ浜復興応援サポーターのページをご覧頂くとして…
後片付け終了後は、
鈴木さんご夫婦、七の市商店街でラーメン屋さん夢麺(むーめん)を営む岩本さんを囲んで
震災前後の七ヶ浜、
想定されている大規模な地震に対して、経験したことを踏まえての心構え
これからのこと、等
お手伝いに駆けつけてくれた関東圏・関西圏からお越しの皆さんへお話されていました。
みんな、
沢山の話を短い時間の中でしたが、感極まったり、感動したり、共感したり…。
短い滞在時間でしたが、感じた事はとても多くのことがあったはず。

また来年も、お会いしましょう!!
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テーマ:東日本大震災支援活動 - ジャンル:福祉・ボランティア
- 2012/11/26(月) 18:27:24|
- 7-七プロジェクト2018
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11月初旬にはまだまだ小さかった幼芽…。
水槽の中でさらに10日程、
海に出るのを待っていた幼芽たちはあれよあれよと大きく成長し、

も~我慢できません!
と立派なわかめの葉を伸ばし始めていましたw
そして…

11月中旬
セガサミーさんの野球部の力自慢の皆さんにもお手伝いを頂き
全ての
花の淵わかめの幼芽をロープに取り付け、
無事、
七ヶ浜 花渕浜の大海原へ。
後は、滋養豊かな花渕浜の海水から栄養を取り込んで、
どんどんと成長してくれることを願う〝だけ″となりました。
作業もひと段落した先日、
わかめ部会の皆さんとの打ち合わせ会にお呼ばれ頂きました。
会長の鈴木さんからは、
沢山の人に支えられ、ようやくここまでこれた。
これから、その人たちへの恩返しがはじまる。
俺らの姿、
そして、立派に成長したわかめを見せてあげたい。
しかし、
そのためには、乗り越えなければならない試練・課題も多くある。
くじけず、しっかりと前進してこうと思う。
と、私たちでは想像もしなかった慣習や
これからの
漁業の在り方について
様々な課題をクリアしなければならないことを伺いました。

何れにしても、
全てが始まったばかり(本格稼働し始め)同然、
これからが踏ん張りどころなのだなと痛感。
なならぼもがんばります。
漁業者さんも、がんばってください。
ともに、前へ。
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- 2012/11/20(火) 13:03:43|
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先月28日、水産技術総合センターの田代さんより
成育状況OK!とのお墨付きがでるくらいまで
しっかりと成長した
花の淵わかめの幼芽。

一昨日11月2日より、
花の淵わかめの本移殖がスタートいたしまして
地元の新聞河北新報の朝刊にも
七ヶ浜町の
花の淵わかめ養殖が大きく取り上げられ、Newsとなりました!

浜を元気にする基金でのロープの購入、
ご
支援金やご
支援品…
皆様のご協力で、ようやくここまで来ることが出来ました。
本当に、本当に、有難うございます。

昨日の作業は、べた凪!
晴れ晴れとした青い空に、空の青が溶け込んだ青い海。
海上には、一日目の作業で設置されたロープがきれいに並びます。
ポカポカした日差しの中、
ボランティアさんにもお手伝い頂いてワカメ養殖スタートです!
ワカメの収獲・塩蔵作業同様なのですが、
ワカメの幼芽の本移植作業も、細かな手作業で行われます。

沖だし後、立派に成長した
花の淵わかめの採苗器を海から引き揚げ、

幼芽の付いた糸を丁寧に均等の長さに切り、

ブイの目印を付けられた養殖用本ロープに

一本一本手作業で、

等間隔で70mのロープに挟みこんでゆきます。
この作業が、これまたきついんです…
アマヨリのロープのはずなのですが、
ねじって開く作業が想像以上に力を必要とするため、
このねじりの作業は男性のお仕事。
しっかりとレクチャーを受けて、挟み込みの作業に取り掛かります。

立派に成長した、
花の淵わかめの幼芽。
昨年の品質以上に成長してほしいものです。

芽を挟み込んだロープは、わかめが乾かないよう、
沖に出すまで水槽でスタンバイ。

9月に砂詰めをご協力いただきましたサンドバッグも、
こうしてブイに取り付けられ、

海へ投入!

船が沖に出ている間、
港では、次に使う漁具の準備をして船の帰りを待つ、陸チーム。
この作業を、何度も何度も繰り返し120本のロープをこれから
何日間かかけて張りおえます。
そして12月中旬には、
初摘みの柔らか~~~い、
花の淵わかめの収獲が行われるようになります。
挟み込んだ幼芽が、しっかりと本ロープに巻き付いて、
荒れた波でもびくともしない、花の淵わかめに成長しますように。
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- 2012/11/04(日) 11:58:50|
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